ポン
同じ牌 2 枚を持っているときに、他家の捨て牌で刻子を作る副露。誰の捨て牌からでも鳴ける。
ポン は、手牌に同じ牌が 2 枚あるとき、他家が捨てた同じ牌で 刻子 を作る 副露 です。
ポンの仕組み
- 手牌に同じ牌が 2 枚揃っている(例: 5p 5p)
- 他家がその牌(5p)を捨てる
- 「ポン」を宣言
- 捨てられた牌をもらい、3 枚を晒して刻子にする
- 次は自分の打牌の番(順番が飛ぶ)
- 1 枚捨てて手番が終わる
ポンができる相手
3 人の他家全員から鳴ける。上家・対面・下家のいずれの捨て牌からも宣言できます(チー は上家のみだが、ポンは制約なし)。
ポンの優先順位
複数人が同時に同じ牌に対して鳴きを宣言した場合の優先順位は以下の通り。
- ロン(和了) が最優先
- 次に ポン・カン(同列扱い)
- 最後に チー(上家からのみなのでめったに被らない)
つまり、上家の捨て牌に対して 下家がチー と 対面がポン を同時に宣言した場合は、ポンが優先 されます。
ポンの影響
門前を失う
ポンすると 門前 ではなくなります。
- 立直が打てない
- 門前ツモの 1 翻がつかない
- 平和・一盃口など門前限定役が成立しない
- 一部の役は喰い下がりで翻数が下がる
順番が変わる
ポンしたプレイヤーが捨て牌を出すと、その次は ポンしたプレイヤーの下家 が打牌の番になります。間にいたプレイヤーの順番は飛ばされます。
ポンしてもいい役の例
ポンしても喰い下がりせず成立する役:
- 役牌(白・發・中・場風・自風): 1 翻
- 断幺九(タンヤオ): 1 翻
- 対々和(トイトイ): 2 翻
- 混一色(ホンイツ): 鳴き 2 翻(門前 3 翻、喰い下がり)
- 大三元・小三元: 三元牌すべて or 2 種を刻子
ポンの判断ポイント
- 役が確定しているか?: 役牌や断幺九など、ポンしても役になる手なら積極的に
- 打点が下がりすぎないか?: 立直・門前ツモを失うので、トータルで点数が見合うかを考える
- 守備力が下がる: 副露すると手牌が公開され、相手に読まれやすくなる