放銃(ホウジュウ)
他家がロン和了する原因となる打牌をすること。点数を全額負担する。「振り込み」とも呼ぶ。
放銃(ホウジュウ) は、自分の捨て牌で他家にロン和了されること です。「振り込み」「振り込む」とも呼ばれます。
放銃したプレイヤーは、和了したプレイヤーに 点数を全額支払い ます。
放銃の仕組み
- 自分の番にツモして、手牌から 1 枚捨てる
- その捨て牌が他家の和了牌だった
- 他家が「ロン」を宣言
- 自分が点数を全額支払う
ツモ 和了の場合は 4 人で割り勘ですが、ロンの場合は 放銃者 1 人が全額負担。これが放銃の重い部分です。
放銃の点数支払い
通常の和了点を放銃者がそのまま支払います。
| 和了点 | 放銃者の支払い |
|---|---|
| 1000 点 | 1000 点 |
| 8000 点(満貫) | 8000 点 |
| 12000 点(親の満貫) | 12000 点 |
| 32000 点(役満) | 32000 点 |
放銃すると 大きく点数を失う のが麻雀の特徴。守備(放銃を避ける打牌)が点数を守る上で重要になります。
放銃が許される条件
放銃が成立するには、和了者がロンを宣言できる状態 である必要があります。
- 和了者が 聴牌 している
- 和了者が 役 を持っている
- 和了者が フリテン ではない
- 自分が出した牌が和了者の 待ち牌 だった
これらを満たさない場合、たとえ和了形に必要な牌を捨てても放銃にはなりません。
放銃を避ける戦術
安全牌(アンパイ)
他家が捨てた牌と同じ牌は、その人にロンされません。これを 安全牌 と呼びます。
- 河に切られた牌(特に他家リーチ後に切られた牌)
- ロンしてきていない他家には絶対安全(その人の捨て牌候補だった可能性大)
現物(ゲンブツ)
特定のプレイヤーが 既に河に捨てた牌 は、その人にとっては 絶対にロンできない(フリテンルールにより)。これを「現物」と呼び、最も安全な牌です。
スジ(筋)
3 枚連続のうち、両側 2 枚が河にある場合、間の 1 枚は両面待ちで放銃しない という考え方。
- 例: 4m / 7m が河にあれば、5m / 6m は両面でロンされにくい(嵌張・辺張・単騎・シャンポンの危険は残る)
字牌
字牌 は順子が作れないため、放銃のリスクがやや低い(ただし役牌での刻子待ち・対子待ちには注意)。
親への放銃は痛い
親への放銃は 子への放銃の 1.5 倍 の支払いになるため、特に避けたい状況です。
- 親の満貫 = 12000 点
- 親の倍満(8 翻)= 18000 点
- 親の役満 = 48000 点